第一幕第二場

スポットライトがつく、あいかわらず、火とバッベラーとカッパールだけを照らしている。未だに夜だ。
カッパール、広げた道具を全てリュックに詰めなおし、マグカップだけを手に持つ。
バッベラー「食事は済んだようだね」
カッパール「はい。……それでは博士、義務を果たさせていただきます」
同時に、舞台左手からウルルがこっそり登場。驚かせようとカッパールに背中から抱きつく。
ウルル「お客さんだーっ!」
カッパール(同時に)「うわああああっ!」
ウルル「